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「人権百人一首」マインドマップ作成

生徒会の役員と旧役員がグループワークをしました

9月26日(火)に、生徒会の現役員6名と、旧役員の2名が応接室に集まり、今年生徒会が発行した杉原千畝記念「高校生が選んだ人権百人一首」をもとにして、マインドマップを作成しました。生徒会の今後、緊迫する世界情勢の行方、自分の将来について、生徒会が学んできた杉原千畝の人道・平和の精神を出発点にして、どのように広がっていくかを、各自がマップにし、話し合いました。人権百人一首に歌が採られている34回生の若林芳樹さんや、発行に関わった石川直大教諭も加わり、充実した時間となりました。

[グループワークを終えて]
3年生 小川真菜さん
先日、現生徒会役員と一緒に、マインドマップを使ったグループワークに参加させていただきました。その中で、マインドマップっておもしろいなと思ったことがあります。それは「縁」が感じられることです。私たちの斑のテーマは「杉原千畝」でした。それを軸に、どんどん言葉を繋げていくと、最終的には杉原千畝と全く関係ない言葉がたくさん出てきました。しかし、思いがけないところで共通点を持った言葉同士が繋がったり、第二次世界大戦中の出来事が今の国際的な政治状況に繋がったりと、言葉の「縁」というものを強く感じ、夢チャレンジを通して感じた、杉原千畝が生んだ多くの「縁」を再認識しました。
また私たちが作ってきた生徒会を後輩がしっかりと受け継いで、学校をさらに良くしようと頑張っている姿を見ることができて、嬉しかったです。私も夢に向かって頑張ろうと思います。

2年生 加藤真由さん
「杉原千畝」「人権百人一首」の二つのテーマから何を広げられるだろうか、とグループワークを始める前はとても不安でした。しかし活動が始まって、すぐに考えを大胆に書き留めることができました。普段から役員同士話し合いを活発に行っているのでその団結力がとても活かされました。結果として、未来の生徒会像や世の中のあるべき姿を考えるところまで発展でき、とても30分があっという間でした。
10月10日には市長さんがいらっしゃって「小牧の図書館」について、グループワークを行うので、それへのよいウォーミングアップになりました。このような活動を今後も広げていきたいです。

卒業生 若林 芳樹さん
本日、「杉原千畝マインドマップ活動」に参加しました。二つの班に分かれ、一つでは「杉原千畝」、もう一つは「人権百人一首」をベースにマインドマップ作りが始まりました。「杉原千畝」の班では、世界史の内容と絡めたり、ニュースを賑わせている時事ネタを盛り込んだりと、平和について考えさせられる内容に仕上がりました。一方の「百人一首」班では、瑞陵高校と共に百人一首を編纂した経験をふんだんに生かし、また小牧南高校生としての思いを取り入れるなど、彼らにしかできない地図が完成しました。
どの生徒も熱心に、またプライドを持って取り組んでいることが伺えました。また、マインドマップという手法も、こうした活動のみならず普段の授業でも活かせるものだと実感しました。今日作られたカラフルな地図には、まだまだ余白がありました。これからも、平和の地図を彩る活動を続けていくことを期待します。

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