校長からのお願い

本日から令和2年度がいよいよ始まります。新型コロナウィルス感染症への不安を抱えながらではありますが、多くの皆さんのご協力により、とりあえず新学期のスタートができました。
先日、元NHKの有働由美子アナウンサーが、新型コロナウィルスによる肺炎のため、タレントの志村けんさんが亡くなったことに触れ、「悲しいという気持ち、びっくりしたという気持ち、日本中の方が持っていると思う」としたうえで「志村さんの感染は、もしかしたら、私がうつしたかもしれないと国民のみんなが思ったほうがいいと思います。それがウイルスの感染だと思う。罪の意識がなくても誰かの命を奪うことがあるということを、改めて考えていただければ」と訴えていました。
3月2日より学校休業日が続き、生徒の皆さんの中にも、自粛疲れになっている人もいるかと思います。しかし、感染拡大防止のために、もうしばらく、不要不急の外出を控え、各自がコロナウィルス感染症予防に真剣に取り組み、自分だけでなく、家族をはじめとした多くの大切な人の命を守るという決意をもって、日々の生活に臨んで欲しいと思います。
今まで経験したことのない、先行きが見えない状況の中で、先生たちも可能な限り、感染拡大防止に向けて取り組んでいます。生徒の皆さんと共に、この難局を乗り越えていきたいと思いますので、どうか、皆さんのより一層の協力をお願いします。
令和2年4月7日 愛知県立小牧南高等学校長 山田 満貴