P3241201

「森の研究2023」

3月24日、犬山塔野地にある東京大学犬山研究林での実習に参加しました。前日の雨も未明に上がり、地面も心配したほど濡れておらず、少し動くと蒸し暑いほどの日でした。

参加は市邨高校、一宮高校、本校の3校で、指導は東大の先生お二人と、犬山研究林利用者協議会の皆さんです。生徒は3班に分かれ、長期生態系プロットで、樹木の胸高直径を測定しました。測定する木にはタグがつけられており、樹種名と昨年までのデータがまとめられています。本日測った数値は持ち帰って、各校で分析する予定です。

研究林内には2017年度に選定された日本林業遺産もあります。小規模渓流における山地保全のためのコンクリート堰堤などを見学し、100年前ははげ山だったこの土地が、どのように再生されて今の状態になったかを知りました。

アセビやヒサカキの白い花は満開。コバノミツバツツジは咲き始め。木々の芽吹きは美しく、充実した半日でした。

東京大学の先生方、研究林利用者協議会の皆さん、どうもありがとうございました。

P3241230 P3241235 P3241247 P3241201 P3241207 P3241214