図書館よりR06.12.02
遅れてきた秋を感じていたら、急に冬らしくなりました。
今日は、1年生にお願いした読書感想文コンクールへの振り返りとアンケート結果から一部を紹介します。
読書感想文は苦手という人が多く、その理由は「語彙力のなさ」を挙げていました。
「本は面白かったけど、『おもしろかった。』しか出てこないな。」とか、
「あらすじばかり書いてはダメなんて言われるしな。」とか、
みんなの苦心する姿が目に浮かびました。
文章を書くことは難しいです。上手に書ける人はそんなに多くいません。だからこそ、はじめはあらすじを書いてみたらよいと思います。
あらすじを書きたくなるのは、読み手は本の内容を知らないから、説明しなくちゃと思うからではありませんか?
その時点で読み手のことを意識できていると思います。
「自分の中にある思いを、相手に伝えられるようになってほしい」というのが、図書館の読書感想文を書くことへのコンセプトです。
あらすじを書いているうちに、自分の中にあるものが整理されていくかもしれません。まずは、そこから始めてみましょう!
「次、頑張る!」とコメントしてくれた人もいました。
振り返りの中では、書くことでより深く読書ができたと感じている人も多くいました。
「読み直したら、何か前とは違うことを感じた。」
「作者の伝えたかったことが分かった気がする。」など
「読書感想文を書くのも、たまにはいい。」という意見もありました。
もうじき、冬休みです。宿題に部活に忙しいですが、お家のお手伝いと読書もぜひ!